1948-06-08 第2回国会 衆議院 農林委員会 第15号
それから今次官は、甘藷苗は余つているのだ、補給はつくと言うが、九州あるいは北海道にあつたところが間に合わない。
それから今次官は、甘藷苗は余つているのだ、補給はつくと言うが、九州あるいは北海道にあつたところが間に合わない。
ほとんど茨城縣においても、あるいはどの府縣においてもそうですが、代作として、あるいはまたその他の種苗関係、特に甘藷苗のごときは、茨城縣において千数百万本足らない。縣内において約半分くらいは需給ができるが、あと六、七百万本というものが、縣外から甘藷苗をもつてこなければいけない。
特にただいま甘藷苗の御説明がありましたが、私実に意外に聽いておるのであります。本年は非常に早くから氣候が温暖で、私どもの地方では甘藷苗は余つておるのであります。
今日東京都で賣られておる甘藷苗を見ますのに、実に間引きした捨てるような苗が、六十銭あるいは七十銭というような非常に高い價格で賣りつけられております。そうしてあの苗を見ますと、われわれ素人が見ても、とてもいもが四つ五つなるような苗ではないのであります。ようやく一つか二つなるくらいの苗だと思います。